ほうろうの日々録を読んで、ああ、宮ちゃんやられたなあと思ってたら、M家からMacBookのOSのバージョンアップがうまくいかないと電話があったり、「ジョブズの卒業式スピーチを字幕で」というのが目に付いたりで、なんとなくApple、アップルな今日この頃。
この字幕スピーチもいいけど、以前読んだ翻訳の方がグッときた記憶があるな。気になったら検索してみることをお勧めします。
ほうろうの日々録を読んで、ああ、宮ちゃんやられたなあと思ってたら、M家からMacBookのOSのバージョンアップがうまくいかないと電話があったり、「ジョブズの卒業式スピーチを字幕で」というのが目に付いたりで、なんとなくApple、アップルな今日この頃。
この字幕スピーチもいいけど、以前読んだ翻訳の方がグッときた記憶があるな。気になったら検索してみることをお勧めします。
結局四巻全部読み終わるのに1ヶ月以上かかった。で、4巻目の中野好夫のあとがきを読んで、ちと、驚く。
「大地」、「息子たち」、「分裂せる家」の三部作は、これをひと纏めにして「土の家」三部作とも呼ばれる。
えぇ?そうだったの?
大地(1) でも書いたけど、確かに第一巻はそれだけで完結した長編小説として傑作。
正直言って、その後の三巻(二部)はそれぞれに面白いけれど、第一巻の余韻みたいなものがないとそれだけではなかなか面白い小説としては読めないと思う。
新潮文庫の表紙にも、どこにも三部作をひとつにまとめたものとは書いてないけれど、翻訳した中野好夫は一巻とそれ以降は小説としては別のものとみていた、ということか。
これは読み始める前に情報として知っておいてもよかったなあ。第四巻のあとがき以外のどこにも書いてなかったし、誰も教えてくれなかった。
とわいえ、読んで損をしたと思うような四部作ではないことは確か。
四巻全部読んで思うのは、第一巻に登場した一族の母阿蘭の存在感。性格は全然違うけれど「百年の孤独」のウルスラもそうだったなあ。母の存在感。
いまさら、いうまでもないのかもしれないけれど、まだ四巻中の一巻しかよんでないけれど、少なくとも一巻は傑作。
全四巻だけれども、仮に一巻だけで長編小説として完結していたとしても、傑作。
四巻読むかどうかわからないからなあ、という人は、とにかく一巻だけをブックオフ辺りで仕入れて読んでみるといい。たった100円だぜ、あいぼう。
ちなみに「ワイルド・スワン〈上〉 (講談社文庫)」とは、スケールが違って一緒にするのは失礼。時期は逆だけど、比べるなら百年の孤独 かなあ。全然違うけども、こう、なんというかスケール感が匹敵するといえばいいか。
ジェフリー・ディーバーの新刊。ちゃんと一気読みはできる。
が、ちょっとこれはどうかなあ。衰えてきてる。どんでん返しはいいんだけど、着地がスッキリしない。驚かない。
以下ネタバレ有り
今回は猟奇的な(連続)殺人は起きなかった。メインストーリー内での死人はゼロ。気分的には歓迎なんだけど、これも9.11の影響か。
原題は「The Cold Moon: A Lincoln Rhyme Novel」。「冷たい月」と「ウォッチメイカー」、んー。まあどっちでもいいか。
これは、スーパーへ買出しにいった時に、グリーンコートの文教堂で見つけて買った。
この2冊は併読するとより楽しめる。有馬頼寧の評価が正反対。「枢密院議長の日記 (講談社現代新書)」の方は、華族のバカ息子扱いなのに対して、「恋と伯爵と大正デモクラシー 有馬頼寧日記1919」ではなかなかやり手の青年華族。まあ思い入れが強いせいだけど。
二人の著者が倉富日記の同じ部分を引用して逆の感想になるところが面白い。大正から昭和にかけての東京に興味を持てるならばお勧め。
どちらもAmazonで買った。
んー、いまひとつ。短編集未収録の意味がわかる。著者が存命中は出せなかった本なのかも。
Amazonで買った。
これはいいんじゃないの。最近の村上本を読まなくなった人にもお勧め。2時間で読めるし。
オアゾの丸善で買ったんだけど、ものすごい平積み。すぐ古本屋に並ぶから安く買えばいい。
いい作家だなあ。SF黎明期感が濃密で、筒井康隆の初期のものと雰囲気がダブる。早死にしなければなあ、惜しい。
表題作もいいけれど「立体交差」(だったか)が面白かった。新刊では手に入らないけど、まだ読んでなくてどこかで見つけたら買っとけ本。
こないだの一箱古本市で買った。
小説はとても好きなんだけど、エッセイはあんまり。学生のころに書かれたエッセイも載ってるのだけど、同級生にこういう人がいたらちょっとイヤだ。
ほうろうで買った(たしか)。
http://sbs.yanesen.org/hako1/2007aki/shop.html
※もし間違いを見つけた場合はこっそり教えてください。