懐中時計 (講談社文芸文庫)

懐中時計 (講談社文芸文庫)これはどこで買ったか覚えていない(ってことはたぶんAmazonだ)。ほうろうの宮地君に薦められて買ったんだけど、ずっと積んであった。

印象深くて印象薄いこの境地。なんで今まで読んでなかったんだろう。

ところで講談社のこの文庫、結構いい値段なんだけど、値段に文句言うんじゃなくて、出してくれるのを感謝しよう。ほとんど儲かってないはず。

最強ヘッジファンドLTCMの興亡 (日経ビジネス人文庫)

最強ヘッジファンドLTCMの興亡 (日経ビジネス人文庫)これは神保町の三省堂で買った。

LTCM(Long Term Capital Management)という、一時期ダントツの運用成績を誇ったヘッジファンドの成り立ちから、破綻までのドキュメンタリー。ドキュメンタリーなんだけれど、エンターテインメント小説読んでるみたいな、ものすごい面白さ。ライターの力ってスゴイ。

渋滞学 (新潮選書)

渋滞学 (新潮選書)ドーキンス本と一緒に往来堂で見つけてなんとなく買った本。

初めて知ることがたくさんあった。とても興味深く、ひっかかりの多い読みにくい文体にもかかわらず、ちゃんと読了。この文体に耐えられるようならお勧め。往来堂で立ち読みしてから決めるといい。

そういえば、情報処理試験を受けた頃に、待ち行列の意味がわからなくて難儀したなあ。

懐かしい人たち (ちくま文庫)

懐かしい人たち (ちくま文庫) 丸善でなんとなく見つけて買った本。

昔読んだことがあるような気がするけれど、こういうの大好き。これだけ吉行エイスケについて書かれたものというのはあんまり記憶にない。石川淳とエイスケの共通の知人の話なんてたまらん。

谷根千つながりでは、日暮里本行寺での結城信一(初めて聞く名前)の葬儀に出席する話が。

吉行淳之介の小説やエッセイを集中して読んだのは二十歳ぐらいか。もう全然覚えてないけれど、久しぶりに読んでみるか、という気になる。