その数学が戦略を決める, ヤバい経済学 [増補改訂版]

その数学が戦略を決める ヤバい経済学 [増補改訂版]

一気に読めて、面白くて、AmazonやGoogleのパワーの本質がどこにあるのか?っていうようなこともちょっとわかったりして、お勧めの組み合わせ。ヤバい経済学 [増補改訂版]は、改訂前の版を読んだ人も読んで損なし。

大学受験で経済学部ってのはハナっから行く気はなかったけれど、毎日こういうこと考えていられるなら、経済学者は楽しい。今の自分が受験するとしたら経済学部だな、たぶん。

これはAmazonと丸善で買った。

Apple、アップル

ほうろうの日々録を読んで、ああ、宮ちゃんやられたなあと思ってたら、M家からMacBookのOSのバージョンアップがうまくいかないと電話があったり、「ジョブズの卒業式スピーチを字幕で」というのが目に付いたりで、なんとなくApple、アップルな今日この頃。

この字幕スピーチもいいけど、以前読んだ翻訳の方がグッときた記憶があるな。気になったら検索してみることをお勧めします。

読了 大地(4)

結局四巻全部読み終わるのに1ヶ月以上かかった。で、4巻目の中野好夫のあとがきを読んで、ちと、驚く。

「大地」、「息子たち」、「分裂せる家」の三部作は、これをひと纏めにして「土の家」三部作とも呼ばれる。

えぇ?そうだったの?

大地(1) でも書いたけど、確かに第一巻はそれだけで完結した長編小説として傑作。

正直言って、その後の三巻(二部)はそれぞれに面白いけれど、第一巻の余韻みたいなものがないとそれだけではなかなか面白い小説としては読めないと思う。

新潮文庫の表紙にも、どこにも三部作をひとつにまとめたものとは書いてないけれど、翻訳した中野好夫は一巻とそれ以降は小説としては別のものとみていた、ということか。

これは読み始める前に情報として知っておいてもよかったなあ。第四巻のあとがき以外のどこにも書いてなかったし、誰も教えてくれなかった。

とわいえ、読んで損をしたと思うような四部作ではないことは確か。

四巻全部読んで思うのは、第一巻に登場した一族の母阿蘭の存在感。性格は全然違うけれど「百年の孤独」のウルスラもそうだったなあ。母の存在感。

大地 (1) (新潮文庫)

大地 (1) (新潮文庫)
いまさら、いうまでもないのかもしれないけれど、まだ四巻中の一巻しかよんでないけれど、少なくとも一巻は傑作。

全四巻だけれども、仮に一巻だけで長編小説として完結していたとしても、傑作。

四巻読むかどうかわからないからなあ、という人は、とにかく一巻だけをブックオフ辺りで仕入れて読んでみるといい。たった100円だぜ、あいぼう。

ちなみに「ワイルド・スワン〈上〉 (講談社文庫)」とは、スケールが違って一緒にするのは失礼。時期は逆だけど、比べるなら百年の孤独 かなあ。全然違うけども、こう、なんというかスケール感が匹敵するといえばいいか。

Windowsはログオンユーザ名の全角英数字と半角英数字を区別しないのだね

今日、なんとなく、職場のスタッフがログオンするところを見ていると、ユーザ名の欄に全角英文字で入力している。あ、全角になってるよ、とおせっかいを言ったのだけど、すんなりログオンできた。

自分でも試してみると確かにできる。ユーザ名「abc」と「abc」を区別しないようだ。

ちなみに、Windows 2003 ServerのActiveDirectoryログオン環境。ローカルログオンは試していないけどたぶん同じだろう。
これって、いいのか?unicodeの関係でそうなるのか、わざわざそういう仕様にしているのか。