禁断のパンダ

禁断のパンダ

ミステリーは久しぶり。素直に言えば面白く読めた。ただやっぱり構成がごちゃごちゃしてて、読みにくいのも確か。もっと練ればその分だけ面白くなりそうなところが惜しいといえば惜しいか。

ネタバレになるから書かないけど、半分ほど読んだところでイヤな感じがして、やっぱりそうだったか、となって、んー。一気読みしたけど、んー。

これはAmazonで買った。

ほしのはじまり―決定版 星新一ショートショート

ほしのはじまり―決定版 星新一ショートショート

ずいぶん久しぶりの星新一。高校生のころに文庫を一通り読んで以来か。やっぱりちゃんと面白い。

この本で興味深かったのは選集の月報に載っていたエッセイを再録したもの。父星一のこととか、作品のアイデアの練り方とか。

これから星新一を読もう買おうというなら、ここから入ってもいいのかも。でもまあ、ちと高いな。

これは文教堂@文京グリーンコートで買った。

英語力続き

今日は通勤の車の中でAFNを聴いてみた。合計2時間弱。

全然わからん。大統領選挙の予備選の話をしているんだなとか、アフガニスタンのストリートチルドレンの話をしているんだなとか、そんな感じでしか聞き取れない。

英語力

英文マニュアルを日常的に読むからテクニカルな英文は辞書なしでだいたいいけるけれど、小説を読むとか、ヒアリングもスピーキングも全然ダメだなあ、と突然思い立つ。

高校生のころはもうちょっと英語力あったような気がするので、その頃どうやって勉強してたか考えてみると、学校にあった英語教材テープで有名な演説を聴きまくって暗記したんだった。急に英語がそのまま英語で理解できるようになったことがあったなあ。確か。FEN*1とかね。ほんの短いいち時期。

探してみると、おお、これこれ。

http://www.freemaninstitute.com/Dream.htm

インターネット万歳。これ全部暗記して理解してたのに、今読んでみても半分ぐらいしかわからん。音源もあるみたいだからまた聴いてみるか。結構感動的なんだこれが。

ちょっと息抜きしてみた。

*1:へえ、今はAFNなんだ。

徒然王子

偶然にも、ウチの担当の朝日新聞販売店がサンプルをポストに入れてくれた日。読んだ読んだ。徒然王子。面白そうな導入で、取っていたら続けて読んだかも。内澤さんの挿絵、カラーなんだね。

自主独立農民という仕事―佐藤忠吉と「木次乳業」をめぐる人々

自主独立農民という仕事―佐藤忠吉と「木次乳業」をめぐる人々

うかつにも、森さんの新刊を見逃していた。新年会の席で知らないといったらものすごい驚かれた。読んでみた。

これはいいね。森さんが書かなければ、僕は佐藤忠吉さんのことも木次乳業のことも知らずにすごしたと思う。そういう意味で、僕にとってはこれは森さんが書くべきテーマだし、気楽でやさしい文体が生きて、とても良いと思う。

しかし、島根県、すごいな。石見もそうだけど木次も景色だけでなんだか泣けてくる。

これは…貰った(忸怩)。