痛恨

十八歳まで過ごした家を解体中。建坪約120坪の平屋を、近所のおじさんが時に手伝いを頼みながら、ちまちま解体する。

両親の隠居用に建てた家へ仏壇を移動すると、裏に文政二年の文字があったそうで。つまり築年は1820年ぐらいということらしい。200年は経ってなかったんだな。でも、建った頃に小林一茶も上杉鷹山も生きていたんだと思うと、すげえなあ。八代目長男としてはちょっと痛恨。「痛恨」はちょっとじゃないか。が、いろいろあって見にいけないのが本当に痛恨。妹のビデオ撮影の手腕に期待。

解体後の部材を貰いたいとか、いろいろ声をかけて頂いているけれど、建っていたその場所で、朽ちていくのもいいんじゃないのかな。

現実的には、土地再利用の予定もないので、その場に置いておけば、搬出費用がかからなくて経済的にものすごく助かるということなんだけど。

あと、見せると約束したみんなに、ごめんなさい。暇でせっかちな母のばく進を止められなかった。2,3ヶ月待ってもなんにもかわらんのになあ。まあ、暖冬のせいということで。

数学的にありえない

数学的にありえない〈上〉

話題のようなので読んでみた。アインシュタイン、ハイゼンベルグ、シュレーディンガー、で、ラプラス。このあたりの名前にちょっとでも引っかかる人は読んでみるべき。5時間で読める。

息切れ感はおいといても、後半の展開はちょっとどうなんだろ。不確定性原理と矛盾しないか。しないのかあ?と読んだ後でいろいろ考えられるのだからよい小説。

資本主義から市民主義へ

資本主義から市民主義へ

貨幣は貨幣として使われるから貨幣

美人はみんなが美人というから美人

いろんなところでいえるなあ、これ。三浦雅士の解説しゃべりが長いのがちょっと。

会社はだれのものか以来の、語りの手法は、みつけたぞっ、て感じか。難しい概念がすっと入ってくるところはいい。理解した気になっちゃうだけなところもあるけど。

お世話になっている皆様へ 谷根千86号遅刊などのお知らせ

谷根千ねっとの更新情報にも掲載しましたが、谷根千工房よりお世話になっている皆様へのお知らせです。

いつも谷根千を購読、販売いただき、ありがとうございます。

このたび、スタッフに身内の不幸、親の介護、体調不良等続き、86号の年内発刊ができなくなりました。

86号は2月中旬に発行の予定です。ご迷惑をおかけします。

また、地域雑誌「谷中 根津 千駄木」は、1984年以来、23年間続いてまいりましたが、2009年春刊行予定の93号で一度締めくくることにいたしました。

今後、二年の間に今までの資料を整理し、精魂込めて「谷根千」を作ります。是非ご協力下さい。

最後になりましたが、スタッフ一同、心からみなさまのご健康とお幸せをお祈り申し上げます。よいお年をお迎えください。

来年86号で会いましょう!!

(12月30日?1月8日は休房します)

2006年12月11日

谷根千工房

仰木ひろみ 川原理子 森まゆみ 山崎範子

念の為追記 谷根千ねっとは、2009年春以降も継続する予定です。