痛恨

十八歳まで過ごした家を解体中。建坪約120坪の平屋を、近所のおじさんが時に手伝いを頼みながら、ちまちま解体する。

両親の隠居用に建てた家へ仏壇を移動すると、裏に文政二年の文字があったそうで。つまり築年は1820年ぐらいということらしい。200年は経ってなかったんだな。でも、建った頃に小林一茶も上杉鷹山も生きていたんだと思うと、すげえなあ。八代目長男としてはちょっと痛恨。「痛恨」はちょっとじゃないか。が、いろいろあって見にいけないのが本当に痛恨。妹のビデオ撮影の手腕に期待。

解体後の部材を貰いたいとか、いろいろ声をかけて頂いているけれど、建っていたその場所で、朽ちていくのもいいんじゃないのかな。

現実的には、土地再利用の予定もないので、その場に置いておけば、搬出費用がかからなくて経済的にものすごく助かるということなんだけど。

あと、見せると約束したみんなに、ごめんなさい。暇でせっかちな母のばく進を止められなかった。2,3ヶ月待ってもなんにもかわらんのになあ。まあ、暖冬のせいということで。