藝人春秋

帰省のために新幹線に乗ろうとして、カバンの中にある本を確認しようとしたところ、何もない。一冊も持ってきていないことに気づいた。

慌てて東京駅構内を走って書店を探し、平台をざっと眺めたところ本書が目についた。パラパラみると2時間ほどの新幹線移動にちょうどよさそうな気がして購入。新幹線車内で読みだしたら没入してしまい、豊橋まであっという間に過ぎた。数日ぶりにあった子どもたちともちょっと遊んだだけですぐに本に戻り寝る前に読了。

まあ、いわゆる芸能人本とはちょっとレベルが違うので、抵抗ある人は文庫になってからでもいいから、読んでみるといいと思いますよ。

火山のふもとで

夏の間浅間山のふもとにある別荘へ事務所を移して仕事をする建築事務所の話。松家仁之氏のデビュー作。

愛おしい物語と静かで丁寧な語り口に深く魅せられた。読み返し必至。僕が今年読んだ中で最良の小説(実は今年はあんまり小説を読んでないのだけど)。

読みはじめからクレストブックス感を感じていたのはどうもあながち見当はずれというわけでもないらしい。松家氏はクレスト・ブックスの立ち上げに関わっていたとのこと。

休煙まる二年。

いやあ、もう僕は完全に嫌煙側で昼にコンビニの駐車場にクルマを停めておにぎり食べてると、隣の車や店の外の灰皿の前で吸ってるタバコの煙が流れてくると、てめぇこのやろうあっちいけって思ったりして。でもね、すぐに思い直して、いやいや奴らはそんなに悪い奴らじゃないんだよなあ、追い詰められてるんだよなあって思い直す日々です。

休煙を始めた時に暮らしていた家とは違う家に住んでるのだけど、来週また別の家に引っ越すよん。タバコは休むけど引越し好きは休めてない。

休煙はあと一年はまああ普通に続くだろう。いろいろ余裕ができたら葉巻は試したいなあ。

名刺がホンモノかどうかを確認する方法

長男が宿題の町探検をしているときに、NHKのディレクターに声を掛けられて名刺を貰ってきた。もしコメントしても良いということならば、親から電話をして欲しいとのこと。

まあ、たぶん、ホントのNHKのディレクターなんだろうけれど、この名刺の内容が間違いないと組織としてのNHKが保証してくれればそれに越したことはない。

でもそれを確認する方法は、あまりない。現状できる方法としては、NTTの番号案内にNHKの電話番号を聞いて電話して、いろんな部署をグルグルして名刺の本人にたどり着くといった感じかなあ。

ITを使ってこの確認作業を機械的に実現する仕組みは可能だろうか?なんかできそうな気がする。SSLの仕組みを参考に考えればできそうな気がするので少し考えてみようか。

と、ここまで書いてみて、まあ、、、僕はいらんな。と思ったので考えるのをやめた。

追記 2012.9.14
iOS6の秘密兵器Passbookのクーポン・チケット発行管理システムを電通が開発
目的は違うけどイメージしていたのはまさにこんな感じの仕組み。これを使えば従業員の名刺が正当かどうかを確認するような仕組みを提供できると思う。やっぱりこういう規模の会社じゃないとなかなか手を出しにくい分野だな。

537日目。お誕生日会も過ぎた。

週末に4月生まれのお友達のお誕生日会をウチで。

料理好きなお友達シェフがクイーンズ伊勢丹で金に糸目をつけないで仕入れた食材を、5時間かかって調理してくれた。モエのシャンパンを2本空けてからシャブシャブと料理あれこれをいただきました。

お友達はほとんどが非喫煙者に移行していたけど二人喫煙者がいて彼と彼女には屋上に喫煙所を設置してあげた。

10人いて2人喫煙者というのはなんとなく世間的な割合に近いような気がしたなあ。

同じころに辞めた友人もたまに夢で喫煙しているらしい。そういうものなのかも。