数学的にありえない

数学的にありえない〈上〉

話題のようなので読んでみた。アインシュタイン、ハイゼンベルグ、シュレーディンガー、で、ラプラス。このあたりの名前にちょっとでも引っかかる人は読んでみるべき。5時間で読める。

息切れ感はおいといても、後半の展開はちょっとどうなんだろ。不確定性原理と矛盾しないか。しないのかあ?と読んだ後でいろいろ考えられるのだからよい小説。

黄金の腕 (角川文庫)

黄金の腕 (角川文庫)

最初に読んだのは高校時代。大薮春彦を読み終わった頃か。先週、一箱古本市ではおなじみの旅猫書房さんで買った。200円だったかな。

バクチはね、止めるまで勝ち負けつかないんよ。今日勝ってても今日バクチやめない限りは、勝ちは確定しない。止めるってのは、もう一生やらずに過ごすってこと。阿佐田哲也師匠から学んだこと。

これも経済学だ! (ちくま新書)

これも経済学だ! (ちくま新書)
これはいい。仕事の場でできるやつはみんな、この本で言う”経済的”な洞察力があるように思う。
それだけじゃないけどね。

あっというまに読み終わる。まあ読み応えのある本というわけではない。

スタッフに読んでもらいたいな、とは思う。

おお、読めてる

リチャード・ドーキンス、『祖先の物語』をめぐるインタビュー」(の翻訳)というのを見つけて読んでみた。面白い。グールドとの論争、利己的な遺伝子とミーム、指導教官ティンバーゲンのこと、「祖先の物語」のこと、などなど。

しかも、一番最後にきて、おお、自分なりにちゃんと読めてたなあ、とちょっと感動したのだった。

id:korompaさんの質の高い翻訳作業に感謝。