そろそろ、9.10も落ち着いてきたかなということで、Ubuntuサーバを9.04から9,10へアップグレードしてみる。
アップグレード方法は、Debianみたいにsources.listを書き換えるんじゃなくて、do-release-upgradeコマンドで実施(Debianも最近は違うんだろうか?もしかして)。
コマンド実行から、アップグレード、再起動まで概ね20分ぐらい。まあ簡単だったんだが、キーボードの選択画面がヒドい。ずらずらとメーカー名とキーボードタイプのリストが表示されて、その中から選べとでる。まあ、サーバ版なんだから、管理者はそのくらいわかるだろっ?ってところか。
僕にはわからず、結局、”Do not configure keyboard; keep kernel keymap”を選択してインストールを完了後に、dpkg-reconfigure console-setupでJapanに再設定。これをやらないと、コンソールで使うときになんだかおかしなことになっていた。USキーボードになってるのかな。そこまでは調べていない。
このUbuntuサーバは、VMware上で動いている仮想マシン。NagiosとMRTGを使って他のホストを監視している。NagiosもMRTGも設定をいろいろ書き換えているので、アップグレード中の設定を新しく書き換えるか?という質問には、既存の設定を使うと選択。これで、NagiosもMRTGもApacheも特に設定を直す必要もなく、動いている模様。これでとりあえず、完了。
あと、この、do-release-upgrade(update-manager-coreパッケージに含まれる)を見つけるのに、30分ぐらいかかった。Googleで検索しても、Desktop版のアップグレード方法ばかりがヒットする。
結局、Ubuntu Server Guideで見つける。これは、まあ、当たり前といえば、当たり前で、誰も悪くない。僕が悪い。最初にさがすべきところ。なんでも検索するんじゃないってことだな。
そうそう、一つ追記。
アップグレード後に、_netdev付きでnfsマウントしているボリュームをマウントしてくれなくなった。ネットワーク接続とマウントのタイミングがおかしいのかなんなのか詳しくは調べていないけれど、どうも不具合のように見える。とりあえずは、/etc/rc.localにmount -aを書いている。そのうち、アップデートで治るのかもしれない。