堀田善衛ブーム

あまり本を読む時間がとれなくて、それでも、最近は電車通勤になったので往復20分+昼休み30分ぐらいは読めるようになった。
この途切れ途切れ読書は、なかなかすすまなくて、前に読んでたところを忘れたりするけれど、まあ読めるだけよし。

で、遅れてきた感でいっぱいだけれど、ただいま堀田善衛ブーム。
路上の人」を読んでから、もう止まらない。

電車では「インドで考えたこと (岩波新書)」を読んで、寝る前にベッドで「定家明月記私抄」を読んでいる。
付箋がいっぱいついてる。どっちも来週には読み終わりそうだから、来週になったら付箋の付いたところを引用しておこうと思う。

どうして、こんなに面白いんだろ。学生の頃(20年ぐらい前)に「ゴヤ」をトライして、歯が立たなかった。あれから少しは成長したところがあったってことなのか。腹周り以外にも。

Twitterがクラックされてダウン

今回のダウンはいつもの、過負荷でダウンとは違う模様。
TechCrunchのこの記事 Twitter Hacked, Defaced By “Iranian Cyber Army” (Developing)が詳しい。

つぶやきたいのにつぶやけないときはどうするかなあと、FriendFeedで、つぶやいてみたら、こっちはサクサク動いて気持ちいい。

ダウン直前に、Twitterで新しいアカウントをとったのだけれど、14:57にそのアカウントのWelcomeメールが来て、さあ、つぶやこうかと思ったら全然つながらず。15時ちょうど?時限装置か。
まあ、もう少しいろいろ決まってからまたこの件はつぶやけってことか。

ところで、何をクラックされたのかまだわからないからあれだけれど、Twitterで使っているパスワードを他のサイトのと使いまわしているんだったら、Twitter以外の他のサイトのパスワードは、すぐに変えておいたほうが良さそう。DNSだけだったりすれば心配ないかもしれないけれど、まあこうなるとしばらくは何も信用できないな。

とにかくTwitterはなかなか楽しいけど、けっこう危ういサービスだなあというのが実感。

Ubuntu 9.04 serverを9.10へアップグレード

そろそろ、9.10も落ち着いてきたかなということで、Ubuntuサーバを9.04から9,10へアップグレードしてみる。
アップグレード方法は、Debianみたいにsources.listを書き換えるんじゃなくて、do-release-upgradeコマンドで実施(Debianも最近は違うんだろうか?もしかして)。

コマンド実行から、アップグレード、再起動まで概ね20分ぐらい。まあ簡単だったんだが、キーボードの選択画面がヒドい。ずらずらとメーカー名とキーボードタイプのリストが表示されて、その中から選べとでる。まあ、サーバ版なんだから、管理者はそのくらいわかるだろっ?ってところか。
僕にはわからず、結局、”Do not configure keyboard; keep kernel keymap”を選択してインストールを完了後に、dpkg-reconfigure console-setupでJapanに再設定。これをやらないと、コンソールで使うときになんだかおかしなことになっていた。USキーボードになってるのかな。そこまでは調べていない。

このUbuntuサーバは、VMware上で動いている仮想マシン。NagiosとMRTGを使って他のホストを監視している。NagiosもMRTGも設定をいろいろ書き換えているので、アップグレード中の設定を新しく書き換えるか?という質問には、既存の設定を使うと選択。これで、NagiosもMRTGもApacheも特に設定を直す必要もなく、動いている模様。これでとりあえず、完了。

あと、この、do-release-upgrade(update-manager-coreパッケージに含まれる)を見つけるのに、30分ぐらいかかった。Googleで検索しても、Desktop版のアップグレード方法ばかりがヒットする。
結局、Ubuntu Server Guideで見つける。これは、まあ、当たり前といえば、当たり前で、誰も悪くない。僕が悪い。最初にさがすべきところ。なんでも検索するんじゃないってことだな。

そうそう、一つ追記。
アップグレード後に、_netdev付きでnfsマウントしているボリュームをマウントしてくれなくなった。ネットワーク接続とマウントのタイミングがおかしいのかなんなのか詳しくは調べていないけれど、どうも不具合のように見える。とりあえずは、/etc/rc.localにmount -aを書いている。そのうち、アップデートで治るのかもしれない。

Flickrから自分のアップロードした写真を全部ダウンロードする

ふと思い立ってやってみようとしたけれど、これが結構大変。一括してダウンロードする方法がFlickrの機能としては見当たらない。
誰か他の人の写真じゃなくて自分のアップロードした写真ぐらい、機能があってもよさそうだけれど。
検索してみると、いくつかソフトウエアがあって、2つ試してみたけれど、認証に失敗して先に進めないのがひとつと、そもそもインストールできないのがひとつ(.Net Frameworkを使うやつ)。
意地になってしまって、flickr.pyを使ったPythonスクリプトを書いてみた。
Pythonとflickr.pyがあれば使えます。ユーザID(ユーザ名じゃない)、API KeyとかSecretとか難しいのが必要。やっぱり、Flickr自身で実装しないと普通の人には難しいんじゃないか。

下のスクリプトをローカルに保存して、設定を3ヶ所書き換えて(ユーザID、API Key、API Secret)、flickr.pyを同じディレクトリにおいて、実行するとサブディレクトリを作成してその中にズンズンダウンロードします。
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FeinCMSメモ#1

予定しているちっちゃなサイトに使えないかとFeinCMSを試してみている。
Django CMS 2と比較するとシンプルで始める為の敷居が低い。

一通りexampleにあるものが動くようになって、テンプレートをカスタマイズして見映えを変えてみたりして、これいいかも、という感じになってきたので、まずはexampleが動くためにやることをメモしておく。
ドキュメントのinstallの通りにやってもちゃんと動かないのよこれが。次のリリースぐらいで直りそうだけれど。
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本の天地

弟からの電話がちょっと面白かった。
弟と電話で話すのは年に数回。直接あって話すのも数回。まあ合計8時間/年といったところか。そのうちの5分がこんな会話だった。

  1. 新刊書店で小説を買った。
  2. 買って帰って、天地が茶色くなって汚いことが気になりだした。
  3. 店に持って行って代えてくれといったら、もう在庫がないからしばらく待ってくれといわれた。
  4. 連絡があったので取りに行くと、天地が縮んで表紙がはみ出している。こんなんならブックオフで買うといって帰ってきた。
  5. なんだか腹が立ったので版元の幻冬社に電話した。あきらめてくれと言われた。
  6. アニキ、これはそういうものなのか?

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