Podcastの面白さを知るの巻

まったくあたらしい分野についての読書をしようと思うことがもうずいぶんない。もう読んだことのある作家の新刊や未読の古本、技術書ぐらいにしか手が出なくなっている。

40過ぎてから、なんだか停滞してるなあ、オレ。という感じはこの読書傾向に端的にあらわれている。

僕は毎日自分で自動車を運転して通勤している。ここ1年ぐらいは通勤中のカーオーディオから流れているのは、ワンセグのNHK総合テレビ。画面は表示されないけれど、天気予報とかニュースとか朝の連続テレビ小説とかバラエティもあるしね。

でもまあ、なんていうかなあ、停滞してるなあ、と。

そんなときに、ふとiTunesでPodcastというのをちょっといじってみたら、あれれなんだ、いろいろ面白そうだな。でも聴いたり見たりする時間ないしなあ。。。。

あれ、2年前に車買いかえたときに、カーオーディオにiPodつなげられるようにした記憶が。。。どうやってつなぐんだろ。。。ん!

グローブボックスを開けて奥の方をみてみるとUSBの接続端子があった。おおっ、日の目を見るのに2年かかったUSB端子。

さっそくiPodをつないでみると、ちゃんとカーオーディオが「iPodを読み込み中」と出るよ。

それ以来、iPodに持ってきたPodcastを聴いている。やっぱり音だけを前提に作られたコンテンツは耳に心地よい。そして、勉強になるコンテンツがたくさんあるじゃないか。

今、毎日聴いているのは、ラジオ版 学問ノススメ Special Edition。たーくさんコンテンツがあるから、古いものを聞き終わって最新に追いつくには今月一杯ぐらいかかりそう。

これまで聴いた中では、安田登、高橋源一郎、内田樹、柴田元幸あたりは特に刺激的だった。

この番組は基本的にゲストの著書のプロモーション。話の面白さはおいといて、へーっと魅かれて3冊買った。まだ読んでないけど、とても楽しみ。