なんで端末がパソコンなんだろう。パトライトとか警報ならさなきゃ意味ないんじゃないかな。
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_12390674369.html より抜粋して引用。
「ミサイル発射速報、県“油断”で気付かず」
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ところが“発射前日”の四日、ソフトは休止状態に陥った。
端末は政府情報を受信しながらも、画面上で確認できない状態に。
エムネットの作動を知らせる表示を、画面上から閉じてしまったことが原因だった。
システムを入れたパソコンは通常の業務で使用していることもあり、
当日は「極力使用を避けて画面の状況を目視で確認していたのだが…」と同課危機管理班。
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えーっ。専用パソコンでさえないんだ。
と思ったら、続きがあった。
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今回はミサイルを発射する期間・時間帯がある程度想定されたため、パソコンの前で緊急情報を瞬時に受け取ることができた。
しかし、不測の事態が突発的に発生した場合は「担当者が部屋に詰めていない限り、国からの情報を把握することができない。
市町村には消防庁からの防災行政無線(ファクス)で知らせるしか手段はない」(同班)ことも明らかになった。
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はあ。ファクシミリの前にはいつも誰かいるんだろうか?
目的はなんなんだ?目的と要件が明確になっていない典型的なダメシステム。
こんなのに、いったいいくら使ったんだろう、と暗澹。数十億じゃきかないんだよな。緊急とか安全とかいろいろ付けてくから。ランニングコストも結構かかるぞ、これ。使い回しできないのが最悪。
1. 警報システム
2. 警報システムとリンクした情報提供システム
の2段階で考えれば済む話なのに。警報はとにかくなんでもいいから異常にだれかが気づくようにして(半鐘でも狼煙でもいい)、情報提供とは別に考えなきゃ。