松丸本舗に行ってきた

ついでがあったので、丸の内オアゾにある丸善の松丸本舗に行ってきた。
これね。 本日開店!「ストーリーのある書棚」:日経ビジネスオンライン

結論から言うと、期待はずれ。良かった。2冊買った。

  • 古本屋のいいところ(単位面積あたりに種類が多い)と新刊書店のいいところ(売れたら補充できるよね)取りみたいなところがあるのかな。
  • 基本的に1タイトル1冊だから、ものすごい分量。分野も相当広い。丸善本店にブラブラしにいくのなら、他のフロアはいかずに、ここだけでいいような気がした。
  • 恥ずかしながら松本正剛さんがどういう人か知らなかった(顔は見たことがある)。僕も平均以上に本は読んでいると思うけど、僕の10倍以上読んでる感じ。棚を見た雰囲気では。実際どうかは知らないけど。
  • 初日だからか、店員が異常に多くてちょっと邪魔だった。客はそんなに多くないけど、レジの様子を見た感じでは客単価が高そう。同じフロアの手帳コーナーは結構な混み具合。
  • おじいさんが、これどういうふうに並んでるの?と店員に聞いていた。その答えは相当練習した感じだった。
  • 本は毎日変えるらしい。まあ全部じゃないだろうけど。
  • 相当コストがかかっているはず。本棚も凝ってるし特注だろう。一角の雰囲気は新宿のパークハイアットの廊下をちょっと思い出した。商売として成り立つのかな(そんなの関係ないのか)。
  • 往来堂の3倍ぐらいのスペースか。あ、ちょうど、ほうろうぐらいかも。オイリさんや宮ちゃんの感想が聞いてみたい。
  • そういえば、今日気づいたけど、丸善本店、不忍通り沿いといえなくもないな(いえない)。

丸善には公には言えない複雑な思いがいろいろあるんだけど、素直にこれはよい試みだと思う。記事を見ても期間限定とは書いてないようだけど(店で聞けば良かった)、いつまで続くかなあ。

ちなみに、今回買った本。どっちも別に今日ここで買わなくてもなあってのはあるけど、僕なりの敬意ということで。
占領下日本 志ん生的、文楽的 (MouRa)