本が仕事

どういう巡り合わせか、本を、読んだり、書いたり、作ったり、売ったりすることを仕事にしている友人が多い。しかも、僕の仕事の一部(割合でいうと3分の1ぐらい)は本の物流システムの構築と運用だったりする現状(それぞれにビジネスとしてのつながりは薄い、というかない)。

最近思うのは、僕に限っては本を仕事にしていない(物流はまあアレはあんまり「本」を仕事にしている感じじゃない)のは幸せなことかもしれんなあということ。本を読むことが好きなだけで、評価したり、集めたり、まとめたりはどうでもよくて、本が好きな人はそういうもんじゃないかなあと思ったりもして、でもでも、好きだから仕事にするんであって。なかなか大変なのだろうなあと思う今日この頃。

好きなことを仕事にするのは幸せなことだと思っていたし、いまでもおおむねそうなんだけど、「本を読むこと」が仕事というのはキツいなあ。僕には。「食べること」もキツい。例えば「眠ること」を仕事にしちまったらいったいどうしたらいいんだ(星新一にありそうだ)。

システムエンジニアリングも面白いぞ。三番目ぐらいに好きなこと。なんか妙にほどよいなあ。