古都 – 川端康成

古都 (新潮文庫)

再読。以前読んだのはたぶん20年以上前だ。
こういう読書感覚は久しぶりだったなあ。
何かの役に立つわけでもなく、笑えるわけでもないけれど、僕はこういう読書をもっとしていたはずだ。

京都の夏は、東京より照りきびしいけれども、東京では今、日傘をさして歩く人は、まあ、見かけなくなっている。

”照りきびしい”というのがいい。以前はたぶん読み飛ばしているところ。
”きびしい”が”厳しい”ではないところを、いいなと思えるのは、読書経験の積み重ねか。

1960年代の東京では廃れていた日傘は、21世紀に入ってまた使われるようになっているというのもちょっとおもしろい。20年以上前に初めて読んだ頃だって、日傘は廃れていたような気がする。

これは春の一箱古本市で買った。そして来週末、10月10日は秋も一箱古本市

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