上橋菜穂子 「獣の奏者」 全5冊合本版(講談社文庫)

講談社
発売日 : 2014-11-28

堪能した。上橋菜穂子の小説は初めて読んだ。直木賞の「鹿の王」はまだ読んでいない(年末年始に読みたい)。

ファンタジー小説は長いしうまく乗れないと辛いので躊躇してしまうのだけど、Kindleで5冊合本でこの価格ならと駄目なら駄目でいいかと読み始めたら、すっかりエリンの世界にはまって4日間で読み終えた。

どうもこっちが知らなかっただけで有名な作品だったみたいで、内容をあれこれいうのは恥ずかしいので何も言わない。

暮れになって追っかけて読みたい作者を見つけられたことがうれしい。

ハヤカワ文庫SF総解説2000

著者 :
早川書房
発売日 : 2015-11-20

楽しい本だなあ。拾い読みがとにかく楽しい。

買ってしばらくはカバンにいれて持ち歩いてちょっとした隙間の時間に拾い読みを楽しんだ。いつまでも読んでいられる。

読んだことのある作品解説も楽しいし、読んだことのない作品解説も楽しい。どっちも楽しい。

無人島本かもしれないと思った。例えばアシモフの小説を一冊持っているのと、この本を持っているのとを考えると…こっちだなあ。

読んだ記憶の断片だけを楽しむのも悪く無い。ずっと手元に置いとく本。

小学校へ歩いて通ったこと

急に、覚えていることはどこかに記録しておいたほうがいいと思うようになった。

小学校へは5年生まで歩いて通った。6年生の始め頃には通学バスが来るようになった。
毎朝近所のサカイ先生(親戚で郷土の名士。教師一族。)の家の前に来るバスに乗る。
帰りは学校の隣にある農協の駐車場がバス停。小学校のグラウンドにある正門の脇に農協の建物があった。当時は地方の主要な銀行的な役割もあって大人が続々来ていた。

通学バスが来るようになったのは、小学校を建てかえるのと、ウチからの通学路の途中に養護学校を作ることになって(そこはまさに僕達のみちくさポイントだった)道路工事ばっかりになるところを小学生がチョロチョロすると工事をやってられないってことだったんだろう。

通学バスが来るまでは僕達小学生は毎日歩いて登下校していた。ざっくり道のりは4キロある。今の常識では片道4キロの道のりを6歳時にランドセル一杯の教科書を背負わせて歩かせるというのはなかなかシュールだ。今となっては若干虐待感もあるけど当時はごく当たり前に受け取っていた。自分だけじゃないし、毎朝上級生と一緒にたらたら歩くのはそれはそれで楽しかった。

3年生の頃には2年上のイケダさん(当時は呼び捨て。中学生になると野球部の先輩になって呼び捨てできなくなって今に至る)と隔週で少年ジャンプを買って読んだら前週のと交換するというルールができたのもあの頃。2年上だからそんなに長くは続かなかったはずだけどよく覚えてるなああ。合理的で小遣いが減らなくて嬉しくて満足していた記憶がある。

今でも通学バスがあるのかどうかは知らない。

J.P. ホーガン 「星を継ぐ者」、「ガニメデの優しい巨人」、「巨人たちの星」

一気に三作再読。やっぱり面白いなあ。

と勢いで「内なる宇宙 上」を読み始めたんだけど…こっちはなかなか乗れず。積読に逆戻り。なんでかなあ。

1699 days, 4.7 years

今日で1,699日間タバコを口にしていないことになる。

久しぶりにWEBサーバの設定を見なおしたりいろいろやってたら、自分の休煙エントリが気になって全部読んでみた。なんでも記録しておくもんだなあと思った。

仕事で嫌なことがあったらしいことを2、3回書いているけれど、今となっては全然思い出せない。ってことは、まあ大抵のことはそんなふうに忘れていくってこと。

長女が赤ん坊の頃にどんな週末を過ごしていたんだかをあれこれ思い出した。家族のありようもうつろっていくんだなあ。

オレへ
そうだなあ2018年ぐらいに読み返してみることをおすすめする。

strftimeの%aで曜日を出力するのはやめた

localeを使ってみたりいろいろと試してみたけれど、無理にstrftimeの%aで曜日を漢字で出力するのは今ひとつだった。

ディストリビューションによって挙動が変わったり、OSのメジャーアップデートで文字化けしてみたり。それぞれに事情はいろいろあって、単にバグだったり、必要なパッケージが変わってたりと、まあ仕方ないかなあと思うことも少なくない。

ああでもないこうでもないと、忘れてしまっても問題ない方法を考えてみた。これでいいのだ。 続きを読む