また会う日まで(上・下)

また会う日まで 上 また会う日まで 下

「正直なところ、マラソンのゴール地点へ倒れ込んだような心境だ。」(訳者あとがき)

同感。

いやいや、すばらしい翻訳に感謝。僕の英語力では原書ではとても読めない長さ。でもこういう翻訳ならちゃんと読める。時間はかかっても。最後の50ページの達成感といったら。長編小説の醍醐味。

アーヴィングはどの作品をとっても、映画になっても良いし、翻訳の質も高いと思う。翻訳が良いのはほんとに幸せなことだなあ。読者にも作家にも。

思い出してみると、高校生の頃に読んだ「ガープの世界〈上〉 (新潮文庫)」が初めて小説を読んだなあ、という気になった覚えがある。虚脱と法悦というか。それまでも小説は好きでたくさん読んではいたけれど、誰かの批評だとか書評だとかじゃなくて、自分の感想に自信を持ったと言うかなあ。僕の中ではエポックな作家。あとどれくらい読めるんだろう。

これは、Amazonで買った。